トップ
5・6年道徳『一秒の言葉』 「とっておきの道徳授業」より
一秒しかかからない言葉をどう使うかを学習した。
子どもたちに考えてもらいながら学習を進めています。Qは子どもたちに出した質問です。

Q1 普段使っている言葉で、1秒で言える短い言葉は何ですか。
≪プラスの言葉≫
・あいがとう  ・こんにちは  ・さようなら 
・はい  ・バイバイ  ・いいよ  ・おはよう
≪マイナスの言葉≫
・バカ  ・死ね  ・くそ  ・ボケ

Q2 うれしくなった言葉は?
・     けがしたときに、「だいじょうぶ」と心配してくれた。
・     友だちに何かをあげたときに、「ありがとう」と言われた。
・     何かをしてあげたときに「ありがとう」と言われた。
・     相談したとき、「味方だよ」と言われた。

Q3 悲しくなった言葉は? 
・     間違ったときに「バカ」と言われた。
・     「死ね」といわれた。
・     遊んでいるときに「バカ」と言われた。

Q4 やる気が出た言葉は?
・     遊んでいるときに、「がんばれ」と敏生君から言われた。
・     運動会の日、家から出るとき家族から「がんばれ」と言われた。
・     あまりできなかったときに「がんばれ」と言われた。
その後、「一秒の言葉」という詩を紹介した。

1秒の言葉
「  @  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  一生のときめきを感じることがある。
 「  A  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  人のやさしさを知ることがある。
 「  B  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  勇気がよみがえってくることがある。
 「  C  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  幸せにあふれることがある。
 「  D  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  人の弱さを見ることがある。
 「  E  」
 この1秒ほどの短い言葉に、
  一生の別れになることがある。
 1秒に喜び、1秒に泣く。
 一生懸命、1秒。

5人で相談して、@からEまでを考えてもらった。
その後、入る言葉を伝えた。「そうか。」という声が聞かれた。

そして、次のような話をした。
『言葉というのは、たとえ、1秒ぐらいの短い言葉でも、相手を喜ばせたり、悲しませたり、傷つけたり、勇気を与えたりする力を持っています。使い方次第で、「花束」にも「ナイフ」にもなってしまうのです。』

『言霊という言葉を知っていますか。言葉の持つ力です。言葉は、それだけで力を持っています。水に伝わる実験をしている人がいます。「ありがとう」はきれいな結晶になり、「バカ」は汚い結晶になる、という人もいます。人は、70%が水分です。人にも、言葉の持つ力が伝わるのです。』

 最後に、子どもたちに感想を書いてもらった。
<T君>
 どんどん話していくうちに、言葉は、とても大切にしないとだめなのがわかりました。「一秒の言葉」を聞いてすごいと思いました。
<Wさん>
「ありがとう」などの言葉には、「言霊」というものがあって、その言霊によって、花束になるか、ナイフになるかなどもわかりました。
<K君>
 言葉には、「ありがとう」や「だいじょうぶ」という元気でいられたり、逆に、「バカ」「死ね」というと、元気でいられなくなることがわかりました。
<Yさん>
 私が1秒で使える言葉はすごくたくさんあって、「バカ」というのも1秒だし、「がんばって」というのも一秒です。だから、私は、ぜんぜん使わないということはできないにしても、その1秒の言葉をがまんして、いい言葉を使いたいです。
<Nさん>
たった1秒の言葉なのに人を傷つけられたり、喜ばせたりするのがわかりました。話すときに気をつけて話したいです。